トリコモナス症の症状と治療

トリコモナス症とは

トリコモナスは原虫であり、トリコモナス症とはこの原虫が感染して引き起こされるものであり、原虫が性器内に入り込み炎症をおこすものを膣トリコモナス症といいます。

トリコモナスは放置しておくと増殖をします。その結果炎症がひどくなります。自覚症状があまりありませんので、思わぬ重症になってしまう場合もありますから注意が必要です。

トリコモナス症は女性に多い性病です。性行為により感染することが多いといわれていまして膣や尿道などにトリコモナスが寄生します。また男性の場合はトリコモナスは尿道に寄生します。

症状としては無症状の人もいてさまざまなのですが、大まかな特徴としては、おりものの増加や異臭が生じたり、外陰部のかゆみや痛みを生じたりします。

トリコモナス症の治療

性病にかかわらず病気はできる限り早期発見ができることが望ましいわけですが、性病の場合はその恥ずかしさのためにどうしても病院への検査に躊躇してしまう人もいらっしゃるでしょう。

なかなか病院へいけない方には今は自宅でできる性病の検査キットがあります。この性病検査キットを使ってまずは性病に感染しているかどうかをチェックしてみましょう。できる限り早期発見のためにも不安に思った場合には検査することをお勧めします。

まずトリコモナス症に感染しないためにも性行為にはコンドームを使用しましょう。またパートナーも感染の恐れがありますので検査を受ける場合は、パートナーとともに検査を受けることをお勧めします。

トリコモナス症の治療の流れは、感染後約１０日間薬を服用します。ただし女性の場合は膣剤を使用する場合もあります。２週間ぐらいで治る性病ですが、なるべく早期発見が望ましいでしょう。